WARP DAYS

Written by Noriko
Football(GAMBA,JPN),Hobby and more.

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第25節 ガンバ大阪vs鹿島アントラーズ

紙吹雪1 紙吹雪2 紙吹雪3

頂上決戦となった9/24鹿島戦。選手入場の際に、ゴール裏から紙吹雪が舞いました。一斉に紙吹雪が舞った瞬間は、1枚1枚の紙切れは新聞紙とかの筈なのに、照明に反射して銀色の紙が舞っているみたいでした。その白の様な銀の様な紙吹雪の中から、青黒のフラッグが姿を現した時には、本当に、涙が出るくらい綺麗で、感動しました。

この日は朝の10時から万博に行って、延々5時間くらい紙を切り続けてたんですけど、そんな疲れなんか吹っ飛んでしまうくらい美しい光景でした。寧ろ、私たちの苦労などは些細なもので、ゴール裏の方はずっと日の当たるE入り口の前で皆に声かけをし、汗をかいて作業をし、回収をして、さらにはその後袋詰め作業も行い、試合では90分間声を出し続けて応援し、試合後は紙吹雪を回収し…そのパワーと労力を考えると、本当に、頭の下がる思いです。昨日スタジアムに足を運べて、ちょっとでもあの演出に協力する事が出来た事は、素晴らしく光栄な事でした。母は「応援するって簡単な事じゃないんやねぇ」と申しておりましたが、気持ちは、本当に、簡単だと思う。それに伴う作業は簡単ではないものですけどね。ガンバを応援したい、ガンバの勝利を見たい。根本にみんなその同じ気持ちがあったから、あの美しい紙吹雪に繋がったんだと思っています。参加された皆様、テレビで見守っていてくれた皆も、本当にお疲れ様でした。

以下試合についてです。



鹿島は、引いてきませんでしたね。お互いにこのゲームに勝つという気持ちで戦っているのが分かりました。なので見てる側も相当疲れましたよ。この日は渡辺が出場停止の為、右サイドには松下、左に二川。松下君は自分の出来る限りの事をちゃんとやろうという意気込みがよく伝わってきました。守備ではまだまだな感じでしたが、状況をよく見てのパスカットも際だってました。タイミングよくもらって上がって、誰もいない前方にボール出してしまってたのが2、3回ありましたが…幻でも見たのかー!橋本は、今日もすごい運動量。隣のオジサンも感動してました。今日は宮本-橋本間でのボールのやりとりが割と多めだった気がします。

ガンバの右サイドはなかなか手を焼いていた様に思います。新井場が上がってくるところ、更にすばしっこい深井が絡んでくるので、シジだとどうしてもちょっと厳しいところが。松下君も毎度戻ってきているわけではないし。上がってる時の方が多かったので。でも、家本さん、フェルにイエロー出すなら深井のシミュレーションもとって欲しかったよ!皆思ってたと思うけど、基準の定まらないファウルの取り方。ほんま帳尻合わせでジャッジしてんのちゃうか?!ていう感じ。ぎりぎり鹿島寄りで帳尻合わせきれてない感が許し難いところです。審判の事でごちゃごちゃ言うのは嫌なんだけど…でも初観戦の知り合いも「あの審判は大丈夫なの?」的な事を言ってたしなぁ。

まぁ、審判の事はさておき、試合ですが、1失点目、またスピーディな失点した…左から綺麗に小笠原に抜け出されてしまって、きっちり決められてしまいました。現地のサポ的にはあまり動揺はなかった様に見えましたが…。その後、アラウのゴールで追いつく。左サイド二川からのクロスが大黒を超えてアラウの足下へ、アラウが足で決めて1-1。前半もう1点欲しいなぁと思っていたら、シジが深井を止めたかなにかでイエロー…SMで見てたんですが深井が勝手にこけた様に見えたんだけどなぁ。ビデオまだ見返してないので、わかりません。そのFKを小笠原が低い嫌な位置に蹴ってきて、そのままゴール。追いついた後での勝ち越し弾はやはり少々心にダメージが…前半そのまま終了。

ハーフタイムに戻ってくる大黒を見てて、何となくTAMAKIちゃんと「大黒後半決めそうやなぁ」と言ってたら、後半ほんまに決めてくれました。GK曽ヶ端のパスミスを、詰めていた大黒が拾ってフェイントをかけてきっちり決めてゴール!!嬉しかったな!!曽ヶ端のミスからですが、鹿島DFからGKへバックパスが行った時に諦めず詰めてプレッシャーを与えていたからこそのプレーだと思います。2-2で同点に。そこから暫くは、もう、一番しんどい時間帯。吉原、家長が入るまではガンバも疲労からか若干対応遅れの様なシーンもあって、耐えろ耐えろと思ってました。

2人が同時に交代で入ってからは、リズムが良くなってきたガンバ。そして後半終了間際、左サイドゴール付近で粘った大黒がアラウへ出したボールを、アラウがまたちゃんと決めて、3-2で勝ち越し!これで、皆勝ったと思いましたか?私は、全く思いませんでした。得点決めた後の失点何度か見てるから、安心なんか出来なかった。だからずーっと集中集中て叫んでた。そんなん聞こえないと思いますけどね。だからあの失点は、した瞬間はかなり、凹んだ。宮本が競り負けてこぼれたボール、フォローに着ききれず、DFの数も足りず、アレックス・ミネイロに決められて3-3と同点に追いつかれた。

それでもまだ時間はあったので、ここまで90分近く頑張ってきたのは、何のためやねん、と必死にもう1点を入れて欲しくて応援していたのだけれど、むなしく、試合終了のホイッスル。

試合終了後の選手コメントをざらっと読んだけど、絶対選手はこれじゃ駄目だと思っているはず、当たり前だけど。ロスタイム2分、この家本さんの判断はホーム寄りだった。2分、相手も必死で攻めてくる中、決して短くない時間だとは思いますが、しのぐしぶとさも今後絶対必要です。直接対決が引き分けに終わったことで、以降の試合で勝ち点3を拾う事がより大切になります。アウェーが多くなりますが、本当に、タフに!頑張って欲しい。

アラウ、ヤットが決定機外してしまったのももったいなかったなぁ。ヤットの1対1の強さは尋常じゃないと思うのですが、昨日は曽ヶ端に弾かれてしまった。らしくない…!あと一つ、大黒、フタがゴールライン付近からゴール前へ上げたクロスを、ヘディングで叩いたシュートがあったのですけど、あれが惜しかったなぁ。良い形だったので、残念でした。

アラウは、先にも書いた初観戦の知り合いが、かなり驚いていました。毎回あのレベルで試合をしているの?と。あれだけドリブル・シュートと攻撃にも貢献しているのに、きっちり守備にも戻ってきているのが凄い、と感動していました。毎試合、90分、そうだというのが、本当に凄い。汚いプレーも皆無だしね。(だからこそ春の川崎戦で家本さんにとられたシミュレーションのイエローが未だに腹立つ…!)

とにかく、昨日の試合は今季で一番疲れました。全身疲労。結果は引き分けと、快勝!というわけにはいきませんでしたが、まだまだ、リーグ戦は残ってます。サポも気を抜かないで、またちゃんと入れ直さないと。

私事ですが、この日は私の誕生日でした。一昨年、去年と、前日の23日に連続でヴェルディと戦い両方苦い思い出となってしまっているので(一昨年はロスタイムで引き分け、直後に宮本がシャワールームで負傷した試合。去年は、相馬にさんざんやられて負けた試合)、今年はどうなるかなぁと思ってました。まぁ、私の誕生日なんか別にどうでも良くって、ガンバが勝ってくれたらそれで良いとは思っていたのですが、でも終わってみて、朝から晩まで1日中、本当に色々な意味で思い出深い1日になって、ここ数年間の中で一番、今日が誕生日で良かったなぁ、と思える日になりました。お祝いしてくれた友達も、本当に、ありがとう。忘れられない9/24になりました。

さー切り替え切り替え!まだまだ終わりません。これからの試合が、もっと、大事です。
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