WARP DAYS

Written by Noriko
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第3節 ガンバ大阪vs大分トリニータ

今し方、途中まで書いてた文章を消してしまいました。もうブラウザ開いて直接書くの辞めよう…。下書きは、ayuさんに教えてもらったソフトなんですが、「紙 2001」が断然おすすめ。紙ならぬ神アプリだと思ってます。「保存」が要らないアプリケーション。

さておき大分戦です。大分には去年の秋にもしてやられていますから…あの時も「ガンバのええとこ」押さえるサッカーやられて、負けたんでしたね。ガンバの攻撃の際に、ほぼ全員でばーっと守備に戻って奪われて、サイドの上がりを封じられて、負けた…あの時も点とったのヤットのFKだけだったかな。流れの中から点が取れなかった。

それは去年の話なんですが、今年も割と結果的に似たような…あれ。立ち上がりのセットプレーからの失点はダメな事はダメだけど、失点直後はまぁ、その分点をとってくれれば…という気持ちで見てました。でも、どうにもやっぱり攻め上がると、大分側に、向こうの選手がたくさん。そして一人一人、プレスが早い。誰が誰、どういう風に来たら誰、ていうのをシャムスカさんが徹底してはったのかな。そして、ガンバの両サイド、加地・家長がなかなか上がれずサイドを使ってのチャンスが作れない。加地さんはそれでも何度か上がっていたけど、結果的にゴールは生まれなかった。

遠藤等は前目にいたせいもあって色々と動いていたけど、橋本と明神は守備に忙殺されていた印象があります。加地が上がろうとするとシジとの間に明神が入ってきて守備をしなくてはならなかったり。サイドが上がったら上がったでパスの出所を消しに来る。雨でピッチが滑るせいでパスが繋がらなかったシーンも少なくなかったですが、前半は、ボールを持っていた時間帯も、支配しているというより、出すところを探す為に回している感じでした。それでも、前半の内に、後方からのロングボールに反応したマグノが大分の裏に抜け出して、それを大分の選手がPA内で倒してしまい、PKに…ヤットがおなじみのPKで決めて、同点に追いつきましたが。

後半に入っても、サイドが上手いこと上がれない状態が続いてました。西野さんがそこに対して動いてくるのかなと思ってたんですが、結局この日はそこに関しては動かず、後半途中で早めの時間帯に橋本outで播戸in、終了間際に二川out、前田in、交代はそれだけでした。前をどうにかしろという交代だったのでしょうか。ガンバの前線に関しては、特にマグノは、前所属チームもあってなのか、球離れが良いの分かってるから、マグノが持ったらそのパスコースを読んでカットされるというシーンが多かった様に思います。あと気になったのが、マグノは、自分が思ってたところでないところにパスが行ってしまった場合、あまり動かない様な…。でももしかしたら腸炎の影響があったのかもしれません、後日、違いましたごめんなさいと思うことがあれば、すいません、と先に謝っておきます…。

結局後半立ち上がりにまたセットプレーから失点し(あまり背丈のないオズマールがうまいこと間を縫って、顔を出しましたね)、終盤には、カウンターから抜け出した松橋を止めきれずに失点。ガンバは得点の方を増やせず、1-3で試合終了。

ガンバはこの日、最初から最後まで4バックでした。この4バックだと、まずサイドが上がって中の選手達とパスが回せないと、決定機がなかなか作れないのかな?それでも、前半後半通して、全てを封じられたわけではなく、何度かチャンスはあったので、「完敗だ!」とは思いませんでしたが…。

前節のセレッソ戦では、ガンバの“2バックみたいな4バック(途中から3バックになったけど)が機能した場合のサンプル”がいい具合に垣間見えた試合になったと思うんですけど、それが今回に裏目に出たというか、裏をとられたというか、未熟なところをつかれたというか…。個人的にセレッソ戦で、4バック→3バックの変更の時に感じた事があって、それが「4バックの方が役割が整理されてるのかな?」ということだったのですが、でも試合終わってから皆の意見とかを読んでいて、誰がどう動いた時に誰がどこに入って…という記事とかを読んでいると、あぁ、違う、やっぱり複雑だったんだ…とも思ったのですが、今回の大分戦を見て、私がセレッソ戦で整理されてると感じた理由は(実際整理されてたかどうかは別として)、逆を返せばまだ未熟で引き出しがそこまでなかったからなのかな、と、思いました。

大分に、早いプレスで中盤に圧力をかけられてしまったり、サイドがあがったところでパスコースを消されてしまったり、そういう要所要所を押さえられてしまい、ガンバの早い攻撃を、ちょっとずつズレさせて遅らせるといった方法をとられてしまった時などの打開方法が、未完成であるから、まだ少ない。3バックの場合はもうたいがい長い事やっているガンバでもおなじみのシステムだし、あの2バックみたいな4バックで見る様な斬新さはないかもしれないけど、その分、対応の仕方、打開の仕方というのも選手の引き出しによって、多いのかなと…。だから、今回も途中で3バックに変えてきたりしないのかな〜と思ったのですが、そんな事はなかったですね。

負けはしましたが、まだ4バックも未完成だということだし、「おなじみの3バック」と言ったって去年と面子もガラっと変わってますから、やっぱり違うもの。西野さんは色々あれこれ考えないといけないので大変でしょうが、やっぱり、楽しみにしています。次はACLのダナン戦でまたガラッとリーグ戦と変わるし、3バックできたりしないかなと思ってますが、どうなる事やら。とりあえず仕事を早く終わらせねば…。
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