WARP DAYS

Written by Noriko
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天皇杯 決勝 浦和レッズvsガンバ大阪

あけましておめでとうございます。元旦からサッカー観戦など慣れない事をしたのと、結果が結果でしたので、反動でしばらく腑抜けた正月休みを送っていました。ぼんやりしちゃいますね〜。

元旦当日は、夜明け前に起きて「新春 こだま&ワイドビューフリーきっぷ」で東京へ。基本こだまで、新大阪-名古屋の間はひかりにも乗れました。普通車自由席で大人13,000円。やすい!新大阪から東京までは4時間くらいかかりますが、夜行バス往復並の値段でこれだと、当日出発・日帰り出来ますし、便利だ〜。

まったく元旦の気がしないまま、国立について、皆様にご挨拶。勿論、さすがに元旦は来られない、という方もたくさんいらっしゃいましたけど、元旦、国立で、いつもスタジアムで見る顔ぶれを見つけるのは、嬉しいし、すごい事だよなぁと思います。個人的には2005年のナビスコ杯決勝で初めて来た国立だけど、今回でもう4回目かぁ…としみじみ。そして今日は宮本のガンバでのラストゲーム。段幕やゲーフラ、ポスターもたくさん見かけました。当のご本人は、アップ中もいつもと特に変わらず、目の前の試合に集中しているんだな、という感じ。いい雰囲気で試合に入れそうだと思いました。

そして試合展開、ペース自体は、まさにガンバのもの。試合中に、ニッカンに支配率出るかなぁガンバ圧倒してるんだろうなぁと考えながら見てたくらい。浦和は積極的に仕掛けて攻めてくるチームではないし(主力選手も大幅に欠いていましたし)、播戸が戻ってきたガンバは、ここ数試合より良い形で攻めて行く事が出来ていました。守備でも、札幌戦の時はボールを持った相手の選手対して、中盤が一緒にダーっと引いてしまっていたところ、明神や、守備に戻ってきていた二川などが身体を上手く使って防いでおり、そこも良い形で守れていました。フタはこの日攻めの方もだけど、守備の時もほんとに「なぜそこに!?」というくらい姿を現して、頑張っていたなぁ…。

でも最後の最後がいけなかった。ゴールを外すたびに、ゴール前での選手の動きが固くなったり、判断が一瞬遅くなるのが目にみえるよう。サイドからのクロスでは、前に背の高い・競れる選手がいないので、上背のある浦和のDFに阻まれてしまって、この形ではほとんどチャンスにならない。都築のファインセーブもありましたが、半分くらいは、シュート自体がまずかった気がします。それでもほんとにチャンスを作っていたので、いつかは入る、いつかは入る、と思っていましたが、ゴールは、試合終了間際に、浦和が決めてしまいました。

サッカーではそんなに珍しい試合展開ではないかもしれない。それでも、これは、試合後の疲労感が本当に大きい。加えて、これが決勝だったこと、相手が浦和だったこと、そして宮本のガンバでのラストゲームだったこと。試合後、「悔しいなぁ」と漏らす事すら悔しかったです。それでも1-0で負けた事が結果だし、課題は課題として残った試合。新年早々、本当に悔しい思いをしたのだから、今年は、これをバネに、もっと強く、「タフ」なチームにならないとね!まずは、ゼロックスかぁ…また浦和か〜!

宮本は最後、シジとゴン、ガヤに肩車をされてゴール裏に挨拶に来ました。色んな人が宮本コールをして、ありがとう、と言っていました。試合に勝って、文句ない形で送り出したかったけど、それが出来なかった事が、ものすごく悔しかった。これが最後?と思うとあっけなさすぎて、でも心中は、悔しいやら寂しいやら、色んな思い出が一気にこみ上げて来て、大変でした。でも、やれる事はやったかなぁというのと(やれなかった事も勿論あるんだろうけど)、まだ彼のサッカー人生は続いていくわけだし、そういう面で、すがすがしい気持ちもあったり。12年間、ありがとうツネ!ザルツブルグでも、ツネらしく、サッカー選手として、精一杯ガンバレ!
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