WARP DAYS

Written by Noriko
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夏といえば怖い話

昼食の時にホラー映画の話になって、「ホラー映画は絶対イヤダ!」という話をしてたんですが、あれ?でも怖い漫画とか怖い話は割と普通に読んでるよなぁ、と気付く。怖い漫画といっても私が読むのは伊藤潤二とか御茶漬海苔とかそっち系じゃなくて、専ら山岸凉子です。というかそれしかない。別に怖い漫画を好んで読んでるわけじゃなくて、山岸凉子が好きで彼女の本を揃えていると必然的に割合が増えてくるという罠…。

山岸凉子の恐怖系漫画は、いわゆる血みどろだったり目玉が飛び出していたりとかいうTHEホラー漫画!という感じではなくて、淡泊な絵で淡々と後味の悪い話を読ませられるという系のホラー。ある意味グロい系の漫画より質が悪い!怖い。有名どころでいうと、先日お亡くなりになってしまった中島らも氏もお勧め(?)の「わたしの人形は良い人形」。個人的に一番嫌なのは「汐の声」…。小物とか言葉選びがまた嫌なんだ〜〜。「千引きの石」とかも地味に後味の悪さを味わわせてくれますが。とりあえず「わたしの〜」は文庫にもなってるので、読んだことない人には無責任に勧めておこうっと。

小説でイヤだったのは小野不由美。「悪夢の棲む家」が嫌だった〜。これ何かのシリーズものだったかな?私はこれしか読んでないんだけど…○○リという(一応伏せておこう)ネーミングがまた上手い…嫌だ…。でもこれライトノベルなんだよね。それでこの怖さは反則だと思った(笑)。

屍鬼 (上巻)ハードカバーではこの屍鬼をお勧めしておこうっと。もう文庫にも落ちてるけど。ちょうど大学受験控えた夏に買った記憶があるんだけど、勉強すっとばして一晩中読んでしまいました。上巻、話進むのがすごく遅いんだけど下巻からどんどんきます。でも、これは、怖いというより悲しいお話かな。私は読み終わった後はあんまり感想が出てこなくて、後からジワーっと来た感じでした。ちょうど読み終わってから一週間ぐらい、連日この本のネタの悪夢見る羽目になったのも覚えております。季節もちょうど今頃の小説だし、またひっぱりだしてきて読もうかなぁ〜。でもまた夢見が悪くなったりして…(´・ω・`)
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