WARP DAYS

Written by Noriko
Football(GAMBA,JPN),Hobby and more.

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We are GAMBA OSAKA.

去年の9/23のヴェルディ戦は悔し涙で、一緒に行った連れとほとんど口もきかずに帰ってきた。今年の9/23のヴェルディ戦は怒ったり呆れたりしながら帰った。昨日は試合の結果には涙は出なかったけど…多分昨日はゴール裏で見ていなかったら、さんざん怒って、それだけで帰ってたかもね。私は基本的にゴール裏にはほとんど行きません。ガンバの試合で行ったのは、先日の鳥取での鹿島戦が初めて、昨日が2度目。それもあってだろうけど、昨日は特に、試合中に何度も「サポて何だろうなぁ」という事を考えました。

宮本のミスから失点した時、その他にも失点した時、選手交代の時、ガンバの選手がシュートを外した時、攻めている時、残り時間の少なくなってきた時、それから、試合終了後。多分昨日はあの場所にいなかったらずっと怒ってやじって呆れて手拍子もせずに色々と考える事をやめて観戦してしまっていたかもしれない。前半のガンバはそれくらいに酷かったから。でもじゃあ自分は何故そんなに毎回観にいっているのか?昨日の試合はTVで生中継があったのだから試合を観るためだけなら現地に行かなくてもよかったし、面白いサッカーが観たいというのなら海外サッカーとかを観ればいい。でもそうじゃなくて、昨日は特に、いつも以上に、現地でガンバを応援をしたいという気持ちが強かったから長居まで行ったはずだった。昨日その大事なところを忘れてしまうかもしれなかったけど、思い出してとどまって声を出せたのはゴール裏の皆さんのおかげかと思います。来年以降も、忘れないと思います。




戦術、采配、選手のパフォーマンスに関してはもうお腹いっぱいかと思いますので書きませんが、西野監督について、今年最後にちょっとだけ…。私は今季の西野さんを全否定するわけではありませんが、やはり、勝ち試合の時だけゴール裏に挨拶に来ている様では駄目ですよ。チームの監督というのは戦術を練って采配をするだけかな?人の上に立つという仕事です。ましてや、今年で3年目。西野さんは来季も続投するでしょうし、そうなれば西野さん以外はまた西野さんにお世話になるという形になるけど、同時に西野さんも他の人にお世話になるということです。今年最後の試合、選手はみんな挨拶に来ました。ミスをした選手もパフォーマンスのよくなかった選手も、悔しがりながら、感情を表に出しながらでも挨拶に来てくれました。

ご自身も悔しかったに違いないし悩んだ上での采配が上手く機能せず、胸中穏やかでいられなかったであろうことは分かっています。それでも挨拶に来て欲しかったし来るべきだったと思いますね。たかが挨拶くらいで何を言ってるんだ?と思う人もいるかもしれませんが、私は社会人としてなら尚更最低限の事だと思いますよ。

後は、宮本に関して。いつぶりか?というリベロでの先発復帰、故障明け、自分のポジションだけではないシステム変更、マイナスの要因はいくつかあったかと思いますが、それであってもあのミス、あのパフォーマンスはないだろうというのはあります。選手としては、基本は結果を出す事が大事で、それを自分でも心得ているだろうし、前半のみでの交代も、本人のコメントを読む限り納得しているのだろうけど、今季最後の勝たなければいけない試合、踏ん張らなければいけなかったポジションで、昨日の様になってしまったのは、形として最悪ですね。

心配なのは、来年のこと。来年は今年以上に過密スケジュールでまた合宿からチームと一緒に調整することも不可能だし、また抜けて、戻って…の繰り返しになるというのは本人も監督もチームメイトも困るところであると思いますが…。私は宮本が宮本らしくプレーしてくれる姿を観られる事を、いつでも望んでいますが、それがガンバのチームとしてのレベルアップ・ガンバの勝利を上回るかと言われればそうではありません。前者と後者が組み合わさってくれれば最高なのですが。これがどうなるかは、来年を待つしかないですね。

とりあえず、選手も監督もサポも、まだまだ成長しなくちゃいけないなぁと思いました。
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