WARP DAYS

Written by Noriko
Football(GAMBA,JPN),Hobby and more.

<< レスタージュ LUXE SAMURAI LIVE :: main :: 大黒キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! >>

震災から10年

阪神・淡路大震災が起こった日からちょうど10年です。私は現在、阪神・淡路大震災で被災した当時の家にそのまま棲んでいますが、家は地震によって半壊しました。震度7指定の地域でしたが、決して小規模でない修復工事を必要としたものの、幸い被災後も避難せずにそのまま棲める状態であったので、私の家はマシな状態でした。ただ、現在も家の壁にはヒビがいくつか見られます。工事で一度全て修復はしているので、その後、僅かな歪みから家の重みなどで新しく出来たものでしょう。私の自室の壁にも亀裂がいったため、壁を一部新調し、その部分に新しい壁紙を張ったのですが、現在、その新しい壁にも亀裂が走っており、壁紙も裂けています。部屋の南の窓枠は地震による歪みのため、窓を閉めても上隅に僅かな隙間が空き、台風などで強風が吹くと、閉めているカーテンがフワフワと風に煽られます。天井を見ると、備え付けのクローゼットが前後に大きく揺れた跡が残っており(このクローゼットも半壊)、床にも大小の傷がついたままです。

一年の大半を、全くといって良い程に震災の事を忘れて生活をしていますが、身近なところに当たり前の様に震災の傷跡が残っています。忘れてもいい記憶もありますが、多くの人に助けてもらった事、復興に力を注がれた(ている)方がたくさんいらっしゃる事、また、自分たちでも頑張った事など、忘れてはいけない事もたくさんあります。10年という節目を機に、それをもう一度胸に刻んでおこうと思います。
- : - : edit