WARP DAYS

Written by Noriko
Football(GAMBA,JPN),Hobby and more.

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第19節 ガンバ大阪vsサンフレッチェ広島

フェルと橋本はまだ間に合わず、家長はベンチ外。加地さんが右サイドに復帰。前半は、前線にスペースがなく、窮屈〜なサッカーになってしまってました。でもその所為で何本かミドルを見る事が出来たのが嬉しい。フタも前半からシュート狙っていってましたもんね。

今日は宮本が光ってました。「引退するなんて言ってへんねんけど…」あたりからスイッチが入ったかな?ドイツから帰って来てから、ガンバでは生き生きと楽しそうにプレーするなぁとは思っていたものの、時々空回りの様な印象を受けたり、ん?という様な集中力の欠如があったりして、勿論連戦の疲れもあったのでしょうが、若干、燃え尽き症候群みたいなところがなきにしもあらず…な感じを受けていたので、本調子に戻って欲しいなぁ、と思っていました。最後の詰めの、モチベーションの切り替えが上手く行ってなかったのかなと。

新しい代表の発表があって、切り替えと新しい目標設定が出来たのと、1週間試合が空く期間もあって身体の調子も整える事が出来たのなどが重なり、上手い具合に復調してきてるのかなぁと私は勝手に思っているわけですが、この日も良かったです。素早い判断でのインターセプト、ウェズレイに当たり負けしない。中盤や、たまに前線にまで絡む積極的なプレー。中盤から抜け出して、暑苦しくボールをスライディングで奪いに行く選手が居て、あれ?ヤットがめずらしく暑苦しい…つーかさっきまで左におらんかった?と思ってよくみたら、ヤットじゃなくてツネさんやん!みたいなシーンも(まぁ私が見間違ってたというだけの話といえばそうですが…)。

前半は、広島で、チームの得点のほとんどをとってる佐藤、ウェズレイ両選手にほぼ仕事をさせてなかったという点で、これは、普通に素晴らしい事だと思います。ガンバ守備陣。

しかし、前半は無得点のまま終了。これには、前後半通してファインセーブを連発した広島GK下田さんのせいもある…。後半に入って、前でボールが繋がる様になったのと、広島が若干ラインを上げ目にしたせいか?ガンバが得点を。1点目はCKからの流れでしたけど。ゴールから少し下がった位置にいた前ちゃんにボールが渡り、前ちゃんがとった選択肢はミドル!これが、良かった。やっぱりFWやんね。浮かずに押さえたいいシュートはポストに当たって、これを山口が足で押し込んでゴール。

前ちゃんのプレーは、全部が全部良い結果に繋がったわけではないし、全てがスマートなわけではないですが、本来のポジションじゃない左サイドという場所でのプレーを、彼なりに精一杯やろうとしてるのが、伝わってきます。簡単にドリブル抜こうしとてダメだったら、次はフェイントを入れてみたり、今度は軽く後ろに落とした直後に、もう一度自分へ出してもらってチャンスにしようと前へ動き出してみたり、考えて考えてプレーしてるのがよく分かります。上げたクロスがへなちょこだったり、守備で判断が少し遅れたりする場面もあるんですけど。ドンマイ前ちゃん!ミドルしびれたよ。

2得点目はフタ!この日3本目くらいのシュートだったかな?点取りたい〜という感じが表に出てたので、ほんとによかった。ゴールを叫ぶ仙石さんの声もめちゃ嬉しそうだった。あとは、その後のマグノの突き刺さる様なかっこいいミドル!マグノが点とれてほんとに良かったです。皆、思ってただろうけど、1点さえ決まれば…!の、1点がようやくとれた。本人も、チームメイトも皆すごく喜んでたし、試合終了後には笑顔のマグノが見られて本当に良かった。そういやマグノの強烈骨折シュートにガクガクブルブルなったのも、アウェイでの広島戦でした(バーだったかポストにあたったやつ)。

ここまでの流れはとってもよかったんだけど、その後の交代でバランスが崩れました。西野さん曰く、フィジカルの問題で…ということでの交代だったみたいだけど、遠藤、バンちゃんoutで中山、寺田in。フタが下がってボランチの位置に入った感じです。これが裏目に。2失点は、いずれも、ボランチの位置で混乱したかな?マークがつききれずに広島の選手を動かせてしまった事が原因。1失点目の流れになるところ、左サイドに明神もフタも出ていってしまって、DFラインの前がぽっかり。そこですぐに失点はしなかったんですが、その対応でばたばたしてる内に失点しまった感じです。前半、守備陣よかった〜と書いたけど、2失点目のぽか〜んみたいなのは辞めて欲しい…。点とってから広島がかなりラインを上げて攻め込んで来たり、色々難しい面はあったかと思うんですけど…。

この嫌な2失点の流れで、奮闘したのが中山。律儀も律儀に前線からさぼらず素早いプレスをかけてくれて、これがかなり効いていたと思います。後ろからの良いパスの選択肢が減るし、判断に時間かかるしね。前線からのプレスも勿論、FWの大切な仕事の1つですが、多分、FWならもっとシュートに行く様な流れの中でのプレーも、時間が許せばしたいはず。それでも、限られた時間の中で、試合の流れを見て自分が今やるべき仕事をちゃんとやる。そういう意識を、皆がもってプレー出来るのが、良いチームの条件かなぁと思います。

結果は、ガンバがその後守りきって3-2で勝利。後半の2失点は、問題点はちゃんと分かる失点だったし、とりあえず、一番に、負けなくてよかった…というのと、次以降は宜しくたのんます!ということで…。あ〜それにしてもシジがイエローもらわなくってよかったです。皆言ってるけど…ヨンセンこえ〜。

次は名古屋戦!スタンド観戦ですが、瑞穂行ってきます。
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