4月9日（月）。7時30分起床。朝食は、イングリッシュブレックファスト！さすがのボリューム。薄くカリカリに焼いたトースト（斜めに半分に切ってあって、一人分はトースト2枚分くらい）、焼いたベーコン、焼いたソーセージ、ケチャップ味の豆、焼いたマッシュルームと焼いたトマト。とりあえず、なんでもかんでも火を通したいんだな。でも味は、普通に許容範囲で、美味しかったですよ。豆が絶対まずいに違いないと思い込んでたんですが、ポークビーンズみたいな感じを想像していただければ…。問題は量かなぁ。私は朝から割と何でも食べられる質なので完食でしたけど、小食な人だと確実に多いかと思います。
朝食後は地下鉄でお出かけ。7日分地下鉄乗り放題の、オイスターカードを購入。これは、suicaやICOCAのように、改札にある黄色いパネルにタッチするだけ！地下鉄に乗りまくったので、とても重宝しました。バスでも使えるよ〜
左）イングリッシュブレックファスト。ここのは、「顔」っぽく盛りつけて下さってました。ちょっとカワイイ。
右）オイスターカード。カバーケース付。デザインがカワイイので、カードは返したけど、カバーだけ持って帰ってきちゃった。
朝、カフェのオープンテラスでのんびりコーヒーを飲んでいたら、前を通りかかった老紳士が笑顔で挨拶をしてくれて、こっちも笑顔で挨拶。天気もいいし、こういう雰囲気、良いなぁ〜。そう、天気めちゃくちゃ良かったんです。ロンドンは雨！曇り！寒い！というイメージだったのですけど、私たちの滞在期間中は、日本のGW中くらいの気候で、雨は全然降りませんでした。マンチェスターがちょっと肌寒かったくらいかなぁ…過ごしやすくて、ラッキーでした。折り畳み傘持っていったのですが、一度もトランクから出さず…。
左）朝に行ったカフェ。天気がいいので、外でぼーっとカフェラテをいただきました。至福の時間だ〜
右）ピカデリーサーカス。カーブが有名なリージェント・ストリート。絵になるなぁ〜。中央の赤いのは、ダブルデッカーです。
左）ピカデリーサーカス。中央、小さくてわかりにくですが、エロスの像。
右）ユーストン駅構内。左に電光掲示板があって、そこで発着のホームを調べて、目的のホームへ。外国は普通に遅延するよね…
その後ユーストン駅へ行き、今回、試合でマンチェスターへ2度行くので、その分の列車のチケットを購入。その後、レスタースクウェアへ移動、チケットショップでミュージカル「WE WILL ROCK YOU」の当日券が半額で売っていたので購入！ミュージカルまで時間があるので、ロンドン市内観光をすることに。
まずはトラファルガー広場へ。天気がよくて、広場にはたくさんの人が。ロンドンは色んな国の人を見かけます。観光客もたくさん。アジア人もたくさん。私たちから見たら、日本人とそれ以外のアジア人は区別がつくけど、ヨーロッパの人から見たら同じに見えるんだろうなぁ…などとぼんやり。ジャパニーズ、よりも、コリアン？と聞かれることの方が多いです。No, Japanese.と答えて、そういやいつだったか、友人が「否定からアイデンティティが生まれる」ということを言ってたなぁ、なるほどなぁ…と、そんなこともぼんやり…
写真をとったり噴水を眺めたり…ところで、トラファルガー広場といえば、ネルソン像。地図にも勿論書いてあるんだけど、周りを見回しても、ネルソン提督の像が見あたらない。他の人らしき像はいくつかあるんだけど…。後日もう一度来た時に、やっと発見しましたよ！！めちゃくちゃ高い柱の、一番上！！気づかね〜よ！！見えね〜〜よ！！遠くから写真撮った時に気づきました……。
左）トラファルガー広場の高い柱……この上にいるのが……。ちなみに、この写真を撮った時は気づいていなかった…
右）トラファルガー広場の、噴水越しに見たナショナルギャラリー。でかいな〜
左）引きで撮ってみた、トラファルガー広場。鳩もいっぱい居たな〜
右）大観覧車、ロンドン・アイ。前に流れているのはテムズ川。次来る事があれば、乗ろう…ロンドン・アイ…
次は、ビッグベンとウェストミンスター寺院を観る為に、ウェストミンスター駅まで移動。駅を出てすぐに目に入るのが、ロンドン市内を一望出来るらしい大観覧車ロンドン・アイ。載りたかったのですが£15という値段、そして、予約していかない場合大行列に並ばなければならないらしく、諦めました。
そして噂のビッグベン！イギリスの写真といえば、必ず出てきますね。見た時の第一声は「でか！！」。でかいので、どこから写真を撮ればベストショットになるのか…歩いていく途中で振り返っては「ここからの方が良い眺めじゃ？」と撮影し直すというのを何度もやってました。私達だけじゃなく、周りの観光客もそんな感じ…
ウェストミンスター寺院。中を公開してる日ではなかったので、周りをぷらぷらっと歩いて、後日もう一度来ることに決定、そのまま駅まで戻りました。
左）ビッグベン。でかい！そうそう、こういう旅行写真を撮るには、広角28mmのカメラが大活躍。お勧めします。
右）ビッグベンじゃない部分…国会議事堂。装飾がすごい。私なら確実に設計図の段階で挫折します。
左）離れたところから、また、ビッグベン。奥にロンドン・アイが見えます。
右）ウェストミンスター寺院の敷地内にある、マーガレット教会。これも装飾が、キレイだなぁ。
ウェストミンスターからタワーヒル駅まで移動。ロンドン塔と、タワーブリッジを見学に。タワーブリッジは中には入らず、外から眺めただけ。ロンドン塔には入りました。血なまぐさい話もたくさんのロンドン塔なので、入る前に相当びくびくしてたのですが、割と…割と普通に観光地…。時間がないので、ざらっと見て回る程度だったので、余計にそうだったのかもしれませんが。戴冠用宝石（クラウン・ジュエル）の展示室には、分かり易く食いつきました。世界最大級のカット・ダイヤモンド「カリナンI世」が展示されているのもここ。この辺りの展示物は、人気なので、動く歩道のような平面のエスカレータ上に載って強制的に移動させられながら観る形（空いてたので、戻ってもう一度観るのも可能だったと思いますけど）。
カリナンI世ですが、想像していたより大きい…子供の握り拳くらいあったんじゃないかなぁ。それが、丸々、ダイヤモンドですよ。王笏（杖のようなもの）についています。あまりにも大きいので、観た瞬間「これ？本当にこれ？」と目を疑う＆やや放心、あれだけ素晴らしい宝石を目にして、一番最初に出た感想が「あれ、ジルコニアやったらどうする？」……なんか自分にガッカリ……。でも想像以上のもの（大きさであったり、他の王冠とかにしたって、想像以上の装飾宝石の数であったり…）を目にすると、人間て一瞬思考が停止するんですよ。そしてもの凄くしょうもない一言くらいしか、出てこなかったりするんですよね。多分。
左）テムズ川にかかる、タワーブリッジ。誰ですか？「ロビンマスク！！」って言った人。
右）ロンドン塔。天気が悪い時に行くと、もっと怖かったりするんだろうか…。噂のレイヴンもちゃんといました。
その後、トッテナムコートロードへ戻って来て、ミュージカル「WE WILL ROCK YOU」！私個人はミュージカル自体が初めて、クイーンも、もの凄く有名な曲以外は知らない（同行者のayuさんはその正反対です）というていたらくでしたが、純粋に楽しみでした。でも面白かったです。まさに、エンターテインメント！勿論曲はバンドによる生演奏ですし、当たり前なのですが、どの役者さんも歌が素晴らしい。キラー・クィーンが一番ド迫力だったなぁ。私の英語力は、簡易な日常会話程度ならなんとか…というレベルなので（ただアメリカ英語に慣れすぎていて、イギリス英語は、普通の会話でも、私はもの凄く聞き取りにくかった。アメリカ英語より抑揚がないというか、文節の切れ目が分かりにくいのかな…アメリカ英語は大仰なのかな）、劇中の会話で分かったのは2割行くか行かないかぐらい。まぁそれでも、話はもの凄く分かり易い単純な話なので、観ていれば分かります。話は分かり切ってるのに、最後になるにつれて盛り上がる構成で、ちゃんと盛り上がります。お客さんも皆楽しそう！楽しかった〜！
帰り道、ホテルまで割と近いはずだったのに、何故か微妙に道を間違えたので、迷いながらの帰宅…。「疲れた〜」とホテルへ帰ってきたところで、そういえば今日、部屋が違うんだった、と気づき、部屋がどこになったのかを聞くと…最上階の、4F！スーツケースは行く前に預けた、地下のダイニングルームに置いてあるまま！こじんまりとしたB&B、勿論リフト（エレベータ）があるはずもなく…。4Fまで狭い階段をえっちらおっちらスーツケースを抱えて移動。最後の最後で、疲労に追い打ち…。
左）「WE WILL ROCK YOU」をやっている、ドミニオン・シアター入口。トッテナムコートロード駅出てすぐ。
右）始まる前にこっそり劇場内を撮ってみました。暗かったのでちゃんと撮れてませんが、割と荘厳な雰囲気。右が舞台。
最上階の部屋に移動。中身はこんな感じ。のっぽさん規格なのか、左の壁にかかってる鏡の場所が高すぎ。
肩から上くらいしか映らないんですが…。
