イギリス旅行記
contents

April 13, 2007

 4月13日(金)。7時15分起床。ホテルの朝食は、別料金。イングリッシュブレックファストだと値段が高いんですが、せっかくなのでそれを注文。お皿に載ってるラインナップは同じだけど、こちらの方がやや量が多かったです。



イングリッシュブレックファスト

前のB&Bもそうだったけど、ソーセージ、明らかに焼きすぎだろ!!



 10時過ぎにホテルを出て、地下鉄を使ってスタンフォードブリッジへ。試合ではオールドトラフォードにしか行けないので、せっかくなので、スタンフォードブリッジのスタジアム見学ツアーに参加しよう!という事に。チェルシーの場合、当日直接メガストアでツアーのチケットを買えばOKとの事。最寄り駅のフルアムブロードウェイ駅からスタンフォードブリッジは、徒歩3分くらい。近い!まずはメガストアで、午前11時からのツアーのチケットを購入。15分程前にツアーの入口に集合、ツアー開始!11時のツアーの参加者は、全部で30人弱くらいかな?ロンドンに来てから、私にはなかなか聞き取り辛いと思っていたイギリス英語ですが、さすがに、ツアーのお姉さん、イギリス人以外にも諸外国の人を相手にするとあって、今までで一番聞き取りやすいイギリス英語でした(勿論、私のヒアリングの力では分からないところもありましたが)。



フルアムブロードウェイ メガストアの入口

左)フルアムブロードウェイ駅を、出たところ。ここから歩いてすぐです。
右)メガストアの入口。スタジアムツアーを待っているらしき、ニーチャンがいっぱい。


スタジアムに隣接してるホテル スタジアムツアーの案内

左)スタジアムに隣接してるホテル…の裏口、だったかな。
右)メガストアの入口に出ていた、スタジアムツアーの案内の看板。大人£14です。



 まずはスタジアムのスタンド席を通って、プレスルームへ。そこでまず、ここにモウリーニョが座って、こっちはキャプテンのテリーや、ランパード、試合後にはMOMが座って…等のプレスルームの説明を聞いた後、遠い国から来た参加者はいる?との質問など。この時は、オランダ人の団体が来ており、彼らはアヤックスのサポーターとのこと。日本からは私たち2人だけ。あとはフィリピンからが2人、他は「アーセナルのサポ」というイギリス人など。ここでアーセナルサポがいると分かったので、後々の説明で、ガイドさんはチェルシーの説明をする際に必ずアーセナル等他のチームを(ほほえましく)けなす事を忘れない。笑いのとり方を心得ていらっしゃる!


 次に、ドレスルームへ。皆の身だしなみについての爆笑トーク。very smelly だったモウリーニョの話や、暴れまくって水のボトルをブチ割ったバルサ選手の話、トッティなんかは身繕いに40分かかる、何故なら彼は髪を整えて、マニキュアをして、ペディキュアをして…という、「ほんとかよ!」なアホ話を色々教えて下さる。


 次に、ロッカールーム、シャワールームへ移動。ロッカールームの選手の並びで、だいたいどれがどういう理由で隣同士になっているかの説明。テリーとランパードはベストフレンドなので、ロッカールームも隣同士ね、といった具合に。その後、選手の所持品の話になり、選手の車の話に。テリーはベタベタに、JT26というナンバーにしているらしい。バラックは5台、5色のポルシェを持っているとか(独国旗の色の、黒、赤、黄と、後は緑と白だったかな?)…アホだろ!!!フェラーリに乗ってるのは誰だったかなぁ…シェバとランパードだったっけ?皆が爆笑したのは、「GKのクディチーニは、皆さんご存じの様に、背が高いんですけど、彼の車は……ミニクーパー」。



スタンドから見たピッチ ドレスルーム

左)スタンドから見たピッチ。あ〜ここで試合見たかったな。やっぱり専用スタジアムはいいよね…
右)ドレスルーム。一番左が、ガイドのお姉さん。


ロッカールーム1 ロッカールーム2

左)ロッカールーム。バラックはロッベンとかとお隣。
右)GKは固まってます。そのとなりがフランス語話せる選手たちでひとかたまり。


ロッカールーム3 シャワールーム

左)中央にベストフレンドのテリーとランパードのユニ。ご丁寧に、二つだけユニが近い。
右)ロッカールームのすぐ後ろにシャワールーム。きれいでした。



 次は、ピッチサイド見学!選手入場の際のゲートを通って、ピッチへ。あの通路を通る時は(ドログバはいつも、一番最後!という説明等も)、わざわざBGMで歓声を流してくれます。ここを通るのかと思うと、さすがにドキドキ。目の前にピッチ!選手の目線はこうなってるんだ、と思うと、感慨深いですね。きれいなスタジアム!せっかくなので芝にも触っておきました。


 その後質問タイムがあったり、チェルシーについての説明があったりして、ミュージアムへ移動、解散となりました。ミュージアムには歴代所属選手のグッズやサイン、カップ等、獲得した記念品、最近のものではモウリーニョのコート(アルマーニのだっけ?)なんかも展示してあったり…。スタジアムツアー、予想していたよりずっと面白かったです。たいていのクラブはやっていると思います。クラブがぐっと身近に感じられるし、何よりとても貴重な場所、話、体験ができるので、試合がない日、是非、参加してみるべきだと思いますよ。オールドトラフォードも、行けばよかったなぁ…。


 ツアー後は、メガストアで色々、大人買い。アディダスのレディスのジャージが、細身でめちゃくちゃ可愛くて、お買いあげ。他にもMDPのバックナンバーを買ったり、色々。チェルシーのMDP、その試合の日付と、その試合の写真が載ってるプログラムなので、後日発売されてるのかな?内容、濃くて面白いです。A5サイズで表紙込、約76P、オールカラー。一冊£3!



選手入場の通路 選手入場の通路 出たところ

左)選手入場の通路です。ご丁寧に、BGM付。BGMはともかく、さすがにドキドキします。
右)出てきたところ。


間近で見たスタンフォードブリッジ サイン1

左)間近で見たスタンフォードブリッジ。選手入場後の、選手の目線だ〜。
右)ミュージアムには歴代所属選手の名前とか、サインが。新加入のお2人のサインもありました。


サイン2 04/05シーズン優勝のときのお酒とか

左)テリーの字が意外に可愛らしい件について。
右)04/05シーズン優勝のときのお酒とか、記念品とか、酒を飲むモウリーニョ監督の写真とか。


サイン3 モウリーニョのコート

左)サインいろいろ。ところでこの丸いネームプレート、テリーの分の色が違うのは、キャプテンだからかな?
右)モウリーニョ監督のトレードマークのコート。


数々のお皿や、トロフィー1 数々のお皿や、トロフィー2

数々のお皿や、トロフィー。まぶしいです。


選手とサポーターがずらーっと並んだ写真の壁 チェルシーコイン

左)外に、選手とサポーターがずらーっと並んだ写真の壁があります。
右)ミュージアムで、1ペニーを、15ペンスで、チェルシーコインにしてくれる機械がありました。左は比較でおいた、£1硬貨。



 その後、一旦ホテルに戻って荷物を置いた後、ボンドストリートへ出て、ウォレスコレクションへ。元々個人のコレクションだったものが、国立博物館になっています。フラゴナールの「ぶらんこ」って、ここにあったんだ!もともとが個人宅なので、館の規模的には小さいのですが(外観も内部も、装飾は素晴らしいです)、良い作品がいっぱいあって、ここは、お勧めです。


 ちなみにここでもアフタヌーンティを。£15のにしました。サンドイッチ(サワークリーム、ツナ、トマト&チキン、タマネギ&サーモン、の4種)、クロックムッシュ、レモンケーキ(タルト?)、チョコタルト。これも、お腹一杯。紅茶も美味しいし、サンドイッチもケーキも美味しい。ここのカフェテラスは館の中央にあって、吹き抜けになっているので光がたくさん降り注いでいて、静か。ガイドブックにも載っている様なお店ですが、平日だったのもあるのかもしれませんが、混雑する事もなく、気持ちよく、ゆっくりすることが出来ました。



駅の近くにあった花屋さん ウォレス・コレクションでアフタヌーンティ

左)駅の近くにあった花屋さん。造花か!?というくらい、花の種類が多くて色鮮やか。勿論、全部生花です。
右)ウォレス・コレクションでアフタヌーンティ。無駄に遠近法で分かりにくいですが、奥のタルト、デカイんです。


ウォレス・コレクションの外観 ホテルの部屋

左)ウォレス・コレクションの外観。そういえば、ここの近くには、八重桜が咲いてました。意外に街の風景に合ってました。
右)ホテルの部屋。そういや、ほとんどダブルだったなぁ。



 その後、近くにあったセルフリッジをちょっと冷やかして、地下鉄でピカデリーサーカスまで出て、お買い物。バスタブありの部屋に変えてもらったのもあって、入浴剤が欲しかったんだけど、ロンドンの薬局には、入浴剤が売っていない。文化の違いだな〜。旅先では、疲れるので、お風呂に入りたいのに!ドイツの時はどこにいってもクナイプが売ってて、助かったんだけど…。こっちでは、あって、死海の塩みたいな無骨で量の多いバスソルト。探しまくった後、ラッシュに行ったらさすがに売ってるんじゃ?!と遅まきながら気づくも、もうその時点で疲れていたので、この日はホテルに帰る事に。その前に、スーパーでドリンクと軽食のみ買って帰りました。